間違えやすい用語の解説

お部屋探しをしてみると、「アパートとマンション違いって?」
間取でよく見かける「K・DK・LDK」って、実はよくわからないかも・・・と、
実はわからない事が多くあります。
間違いやすい不動産用語を紹介し、ちょっとした豆知識として持っておきましょう。

アパートとマンションの違いは?

●アパート
 木造や軽量鉄骨造の2階建ての集合住宅を「アパート」と呼んでいます。
 築年数が古いから、木造だからという意味合いではありません。
 新築や築浅の集合住宅でも、アパートと呼ぶ建物もあります。

壁・柱・床といった主要構造部を木材で造っているのが「木造」
柱などの骨組みを軽量鉄骨を用いて造っているのが「軽量鉄骨造」
昨今は「騒音問題」を避けたいと考える人がいて、お部屋探しの最初から「アパート」を避ける人がいます。
確かにマンションより音は聞こえやすい部分はありますが、【家賃が安い・荷物を収納しやすい間取】が
多く挙げられます。アパートは押し入れが多くクローゼットよりも収納力に優れています。


●マンション
 鉄筋コンクリート(RC)造、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造、重量鉄骨造などで建てられた
 3階建て以上の集合住宅の事を呼びます。
 アパートよりも規模が大きく頑丈な構造になっています。
 
構造部に鉄筋やコンクリート、重量鉄骨を使用し強度や耐久性が木造よりも優れています。
鉄筋で組んだ型枠にコンクリートを流し込んで壁や床を造っていくRC造
鉄筋コンクリート+鉄骨を使用するため、RC造よりさらに強度を増すために大型マンションなどに利用されています。

先ほど騒音問題でアパートを避けてマンションタイプを選ぶ人が増えているとお伝えしましたが
マンションは防音性やセキュリティがアパートより優れているが、賃料が高くなってしまうのが難点です。
家賃の設定を高くすれば、良い物件を選ぶことは出来ますが果たして本当に大切な部分はどこなのか
しっかりと見極めることも大切です。

ユニットバスはバストイレ一緒なの?

ユニットバスとは【壁・天井・床・浴槽が一体化】している浴室の事を差します。
浴室を見ると、パーツ部の継ぎ目がなくフラットな
なので、バストイレ一緒のユニットバスもあれば別々のものもあります。
そのため、バストイレ別のお部屋を探している時は【バストイレ別】を希望しましょう!

システムキッチンは普通のキッチンとどう違うの?

システムキッチンとはキッチンの設備が全て一体化しているキッチンを差します。
シンク・コンロ・収納・作業台の継ぎ目がないのが特徴です。
ガスコンロを持ち込まなくて良いのと掃除がしやすいのが人気です。

システムキッチンの広さは表記だけではわかりません。
お料理のしやすさや広さを求める場合には、間取図や室内写真で確認しましょう。
また内見時には実際にキッチンに立つことで、まな板が置ける広さがあるかも
確認してみてもいいかもしれません。
ちなみにシンクやコンロが独立しているキッチンを「セパレートキッチン」といいます。

原状回復って実際何をするの?

原状回復とは、借りた部屋を退去する際に入居時の状態に戻すことを言います。

ですがここで勘違いしやすいのは原則として経年変化や通用生活による損耗はオーナー負担で直します。
例えば、冷蔵庫の置いた跡・畳の日焼け・家具の跡などは通用生活による損耗なので、借主の負担ではありません。

では借主が負担する原状回復とはどんなことを言うのか・・・
例えば【煙草を室内で喫煙をして室内がヤニで汚れてしまった。】
【ペットを飼育していて壁や床に傷がついている、シミなどの汚れ、臭い】
【子供が押し入れのふすまや壁に落書きをしてしまった】等々
借主の過失により汚れてしまった事に関しては、借主が原状回復として入居時の時に戻す必要があります。

そのため、預けている敷金以上に支払いを請求されることもありますので、
契約時にはしっかりとこの原状回復義務の部分を理解しておきましょう。

ここでは、勘違いしやすい賃貸用語をご紹介いたしました。
その他にもお部屋探しをしていてわからない言葉などありましたら、ぜひご相談ください。

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