ガスの種類って? 都市ガスとプロパンガスのメリット・デメリット

ガスの種類って? 都市ガスとプロパンガスのメリット・デメリット

家庭で使われているガスは2種類。
賃貸物件の詳細にもガスの種類が記載されていることが多いですが、
この2種類のガスのを見分けてみると、都市ガス・プロパンガス
それぞれメリット/デメリットがあります。
ガス料金が高い安いだけではない、特徴をしっかりと理解しましょう。

都市ガスのメリット・デメリット

賃貸でお部屋を探す際に【都市ガスの物件を探してます】と、
希望条件に挙げる人が多いくらい、プロパンガスと比べて料金が安いのが魅力。

都市ガスの方が安い!と情報もたくさん流れているので、賃貸でも人気の高い設備の1つです。
人気の設備ではありますが、都市ガスが少ないエリアもあります。

都市ガスのデメリットは、災害時の復旧の遅さです。
電気・ガス・水道のライフラインの内、ガスの復旧が一番遅いのです。

2011年の東日本大震災の時、ガスの復旧は3週間から5週間かかりました。
特に都市ガスは、地面の下を通って供給している為時間を要することが想像できます。
またガスは、水のように目に見えるものではないためガス爆発を防ぐためにも
機械を使って爆発の危険性がないか確認する必要があります。

ただ安いだけを選ぶのではなく、万が一の為にも選ぶという考えもあってもいいかもしれません。

プロパンガスのメリット・デメリット

LPガス/プロパンガスと呼び名がありますが、賃貸物件の中では人気は低いです。
なぜなら、都市ガスに比べてガス料金が2倍以上違うからです。

この2倍以上の料金の差はとても大きく、賃貸で部屋を探すときプロパンはNGと
掲げる人も少なくありません。
そりゃ、少しでも安い方が嬉しいですもんね。

でも、プロパンガスって高いイメージばかりが先行していますよね・・・
プロパンガスの大きなメリットがあるので、ご紹介します!!

それは、災害時の復旧の速さです!!
先に書いた都市ガスは、2011年の東日本大震災の時に復旧が一番遅かったと紹介しました。

ですがこのプロパンガス、実は東日本大震災時一番復旧が早かったのです!!

その理由は【ガスボンベで個別供給をしている為】です。

都市ガスは地下を通って供給していますが、プロパンは各家庭に個別対応をしている為、
復旧がとても速いのです。

地震や台風などの自然災害が心配される中、ただ安いから高いからという理由で
選択するのではなく、万が一の時のことも考えてみてはいかがでしょうか?

ガス機器の選び方は?

ガス機器の選び方なんてあるの??と、思った人多いはずです。
ご家庭にあるガスコンロ。賃貸の物件でも自分でガスコンロを購入する場合があります。

でも、私の経験ですがガスコンロって種類があるの?と、思いました。
そう!ガスの種類があるように、ガスコンロも対応機器があります。

まずは【ガスの種類】を確認します。
プロパンガスなのか、都市ガスなのかどちらの対応なのかきちんと確認しましょう。

次に大バーナーの位置を選びます。
コンロには強火力バーナーと標準バーナーが付いています。
強火力バーナーは壁とは反対側を選びましょう。

こんな選び方があるんだ!と、思いましたよね。
中々ここまで、不動産会社の人も教えてくれないので予備知識として持っていると
いざ買い物!!というときに役立ちます。

ガスの開始手続き

ガスは水道や電気と違い、電話1本で完了できません。
ガスが安全に使用できる状態かどうかを、契約者様に立会をしてもらい
開栓の手続きを行います。

ガス漏れとかあったら大変ですし、とっても重要なことです。
こういったひと手間があるけでも、安心して使えるようになるのは嬉しいことです。

さぁ、ガスのこと少しはお分かりになりましたか?
意外と奥が深いガスのこと、深く考えずともどこかのタイミングで
思い出していただけると嬉しいです。

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