お部屋探しの条件の決め方

「住みたいお部屋はどんなお部屋ですか?」「お部屋の予算は?」「お部屋の希望条件は?」
「間取は?」「アパート?マンション?」・・・
聞かれても、何から始めたらいいのかわからない事が多いのが初めてのお部屋探し。
基本情報をしっかりとおさえつつ、優先順位をどのように決めていくかを見ていきましょう。

立地の選び方は?

「駅からは徒歩何分以内のお部屋を探していますか?」と、聞かれることも聞くことも多いお部屋選びの現状。
でも、自分にとって一番良い立地はどうやって決めたらいいのか、しっかりとおさえていきましょう。

家から駅までの距離が近い交通利便性の高い物件を選ぶ(例:駅から徒歩10分以内)

特に電車通勤/通学をする方や電車を多く使う人は、駅までのアクセスにかかる時間をこだわると〇
駅からの距離は全体の通勤/通学時間にも影響しますので、ここはしっかりとおさえておきましょう。
実際に歩いてみると譲れない優先する順位もかわることもありますので、妥協できるかも試してみましょう
また、駅から物件までが近い場合、家賃が高くなりがちなのでどのくらいまで歩けるか考えましょう。

便利な商業施設や周辺環境など生活利便性の高さを選ぶ

自炊をする場合は、スーパーなどの商業施設が近くにある方が便利ですよね。
またいざという時の病院や銀行などの公共施設やバス停が近い方が良いという方もいます。
生活の快適性を最も高める部分なので、確認は大切です。

毎月の家賃の決め方は?

毎月支払う「家賃」は、結局どのくらいにすればいいのか。
家賃は生活費の中で金額が決まっている【固定費】です。毎月無理のない範囲で払う必要があります。
様々な情報が流れている中でも、不動産会社が答えるアドバイスをもとにご案内します。

一般的には【手取り収入の3分の1まで】に収める。


例えば毎月18万円の手取り収入の場合、家賃は6万円までと考えます。
予算を高くすれば、希望のお部屋に近づくことは出来ますが、毎月かかる家賃が高すぎては意味がありません。

生活をすることは、家賃だけではなく水道光熱費や携帯代などがかかってきます。
その他にも食費や交通費、携帯代に女性だと洋服や化粧品代の可能性も。
毎月食費などの費用が高い、貯蓄に力を入れたい場合には家賃設定は低く設定する必要があります。

また一度部屋探しを始めてから家賃を低く設定し直すと、選択肢は狭くなってしまいます。
最初の家賃(住宅費)は少し低く設定し、上限はいくらまでと考えておいた方が金額面でつまづく事が少なく
また、最後まで楽しくお部屋探しをすることが出来ます。

お部屋の広さはどのくらい?

新しいお部屋での広さをどうやって考えるかは【今の部屋よりも広くしたいかどうか】
今のお部屋の満足している所は?逆に不満に思う所は?

考えておくべきポイントは世帯人数。

1人暮らしなら1Rや1Kが一般的な、いわゆる一部屋タイプ
2人暮らしなら1LDKや2DKなどの寝室と食事をする場所と分ける二部屋タイプがあります。

もちろん部屋数が多くなったり、お部屋が広ければ家賃が高くなるのが一般的です。
ただ広い部屋、部屋数が多い部屋とざっくりと決めるのではなく
「お部屋でどう過ごしたいか」を注目してみましょう。

自炊をしっかりしたいからキッチンは作業スペースもある方がいい。
とにかく荷物は全部収納したいから大きいクローゼットがあるお部屋がいい。
在宅ワークをするので、オンオフ切替が出来るように2部屋欲しい。

など様々な暮らし方が考えられます。
まずはこのお部屋探しの条件【立地・家賃・広さ】の3つから考えていきましょう。

こだわり条件の考え方

基本の3つが決まったら、お部屋の設備などの細かい条件を見ていきましょう。

水回りに関するこだわり条件

水回りはポイントを重視する人が多く、人気の条件です。
「バス・トイレ別」「室内洗濯機置き場」「独立洗面台」などはとても人気が高く
生活利便性を向上させる条件です。

セキュリティーに関するこだわり条件

「オートロック」「2階以上」「テレビモニター付きインターホン」などが上げられます。
不審者の侵入を未然に防ぐなどの効果がある為、女性を中心に重視される防犯条件です。
また進学や就職で初めての一人暮らしをさせる親御さんにも人気の高い条件です。
ただし、テレビモニター付インターホンは交渉で付けてもらえることもありますが、
オートロック付き物件はそもそも数が少なかったり、管理費が高額だったりと
希望家賃を超えることもあるなど、デメリットもあります。

こだわり条件は種類がとても多く、全てを叶えようとすると物件が見つからない事や
家賃が高額になるなど悩んでしまう事が多くなるため、基本の3つにこだわり条件は
優先順位を付けておくことがコツです。

賃貸物件は希望条件と物件が見合わない場合があります。
それでも、不動産会社に相談をすると自身の条件を客観的に見ることができて
自分が気づかなかった事に気づくことができるかもしれません。

ポータルサイトだけで物件を探すこともいいですが、不動産会社に相談することも大切です。

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